今日、「中和器エラーですが修理は出来ませんか?」と、お問い合わせでご来店されましたお客様。「設置してから8年なのに、メーカーのコンタクトセンターに電話したら、その製品は製造後10年以上経過しているためパーツがありません」と、修理できない旨の返事があったとのこと。確かに製造後(正しくは製造中止後)10年を経過すると、法的な保守パーツの保管義務はなくなります。それでも、普通は在庫パーツが底をつくまでは暫くかかるはずなので、運が悪いとしか言いようがないです。あいじょうでも修理を行うことはありますが、メーカーのパーツリストで交換部品を取り寄せるので、製造メーカーにパーツがなければ手の施しようがありません。でも、それ以上に変なのは、設置して8年しか経っていないのに、製造後10年以上とは?工務店さんで施工されたようですが、おそらくは問屋さんの在庫品だったのでしょうね。所有者票に製造年月日が記載してあるので、工務店も販売時にチェックすれば分かることです。「工務店さんに問い合わせしたけれど無しのつぶて」だそうで、本当にお気の毒でした。このようなことが決して起こらないよう、あいじょうでは一か月以内で確実に販売できる製品以外は在庫をしません。お湯でお困りの場合は仮設器でお湯がでるようにします。「在庫がたっぷり」は「古い製品」となることがあるので「すぐに交換」が本当に一番良いこと?か、と考えさせられますね。