ガス機器NEWS


ガス機器の無資格工事について

ガス機器工事には、各種の資格が必要です。資格の種類によって工事可能範囲が異なりますので、機器の交換工事であっても必ず工事会社の届け出資格のご確認をお勧めします。LPガス機器の施工や、屋内設置で屋外排気型給湯器、ガス配管の閉栓、ガス栓(機器接続栓、中間コック)の交換等は、個人資格では不十分で事業所登録をしていなければ違法のヤミ工事になります。必ずご注文前に資格登録証を確認しましょう

ガス燃焼機器接続のガス漏れチェックについて

ガス給湯器やガスコンロ等のガス燃焼機器工事において、ガス漏れチェックがなされておらず、「供給元の点検でガス漏れが判明する」と、いったケースがあります。接続時にガス漏れチェックをおこなっていれば、接続部からのガス漏れは絶対に発生しません 登録事業者には、機器の新設や分岐配管工事の際には、施工の前後にガスの圧力測定をおこない、ガス漏れ発生の有無を確認し、そのデータを保管する義務があります。

  液化石油ガス整備士 LPガス機器交換工事の個人資格で、ガス消費機器設置工事監督者となります
  特定工事事業者

特定ガス消費機器の設置工事をおこなう際に必要です

※液化石油ガス整備士はこの資格をもちます

  ガス可とう管接続工事監督者 ガス可とう管接続工事の資格ですが、ガス機器設置スペシャリスト資格でも可
  特定液化石油ガス設備工事事業者

LPガス機器の交換工事に必要な事業者登録です

※登録事業者でなければLPガス機器の交換工事は不可

  大阪ガス簡易内管施工登録店

都市ガスの簡易な配管工事を行う際に必要な設備を有している証明です

登録店でなければ大阪ガス供給エリアでの可とう管接続以外の接続工事は不可

ガス機器工事において、ヒートポンプ等の専用電源が必要な機器は、電気工事士の資格が必要となりますのでご注意ください。


製給湯器エラー888について

2008年以降製造の給湯器で、リモコンに「888」の表示されることがありますが、この表示は給湯器本体の故障ではありません。タイムスタンプという「10年相当ご使用になられた給湯器の点検お知らせ」のためのお知らせ機能です。表示された際は、製造メーカーの相談窓口にご連絡いただき有償点検をお受けいただくことをお勧めします。

平成29年1月