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三田市富士が丘で給湯器交換工事

今日は三田市富士が丘のマンションでの給湯器交換工事です。既設のPS扉内前方排気型16号ふろ給湯暖房機は、排気筒が80φですが、現行同等機種の排気筒は100φです。既設PS扉の開口部径が120φなので、100φの排気筒は当然収まりますが、開口部は排気筒が収まればOKではありません。燃焼するためには酸素を必要とする給湯器が、フレッシュな空気を取り込むための隙間なので、製造メーカーの設計上は排気筒×1.42以上の開口径が必要とされています。したがって、100φなら150φの開口が必要となります。念のためにメーカーにも問い合わせましたが、回答はやはり「失火停止する可能性があるので、ふろ給湯暖房機はお勧めできません」でした。このままで設置して、万が一にも失火停止した場合、製造メーカーの保証は失効します。お客様にその旨をお伝えして、最終的には排気筒が80φの暖房無しの給湯器で工事をさせていただきました。PS扉をパンチャーで開口する方法もあるのですが、PS扉はマンションの共用部なので、よほどの理由がない限り加工の許可は下りません。お客様にご理解をいただき工事を完了したことに感謝です。

交換前

交換後