あいじょうの障子
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施工事例



                          施工前                           施工後

破れが綺麗になったのはもちろん、雲のような模様が日光や照明の明かりで紙の風合の変化を楽しむことできます!

 


障子紙

パルプ パルプを80%以上配合したもの。強度的に劣り、風合も落ちます。最も安価となります。
パルプ(ビニール入り) パルプにビニール繊維を加えたもの。破れ難い普及品です。
手すき楮(こうぞ)

障子紙の最高級品。材料を選び、手間暇かけて作られるため、風合も丈夫さも抜群です。

但し、同じ手すき紙でもパルプを主原料にしたものは品質が落ちます。

楮和紙(PET入り) 楮和紙にプラスチックフィルムを裏面から接着したり、両面からサンドイッチ状に接着したもの。

※それぞれ各種、無地と雲竜柄がございます

紙について

紙の材料

手漉き和紙も機械すき和紙に大きな違いはありませんが、機械すきのには安価を求められる、輸入のタイ産楮(こうぞ)を使用しています。

煮熟

共に同じ薬品を使い平釜で行なう場合か多いのですが、機械すきのほうが黒楮を苛性ソーダで煮熱する比率が高いです。 手漉きでは天日に晒しし、雪晒しを行なっている埴合もありますが、機械すきでは晒し液による漂白、晒し液と一酸化塩素の二段漂白などで行なっています。

除塵

楮を機械的に除塵する技術が確立していないため、両者とも手作業による除塵が行なわれています。平均的には単位量当たり手漉きのほうが人手を多くかけて丁寧に除塵しています。

打解・離解

機械すきでも手漉きと同様に打解機で打解し、なぎなたビーターで離解(解繊)している工場もあります。しかし、一般的には打解工程を省いてそのままホーレンダー・ビーターで離解している工場も多く見受けられます。この方法は手漉き工房でも見受けられる工程ですが、手漉きで工房の中には板や石盤の上で人力による木打ちで打解する工房もあります。

抄紙

機械すきでは離解した原料の中に十分な粘剤を入れ、結束繊維を最小限にしてバスケットチェストから一定量汲み出し、白水で薄めた後にスクリーンで結束繊維を溜め移動する金網の上で脱水しますが、手漉き和紙は、漉舟の中で原料を薄めて一枚一枚漉き上げます。手漉き和紙と機械すき和紙の大きな違いとして、手漉きの流し漉き技法が、紙料を含んだ水を汲み込んで捨てるという作業を繰り返し行うのに対し、機械すきは汲み込んだ紙料がすべて紙になるという点がひとつ。もうひとつ、手漉きはその簀桁の大きさの紙しか作れないのに対し、 機械すきはエンドレスで紙ができることです。

乾燥

機械すきでは金網で漉いた湿紙をフェルトで移動させ、プレスロールで水を圧搾し低い温度のドライヤーで乾燥させます。手漉きでは湿紙を積み重ねて紙床を作り、ゆっくり圧搾して脱水後に板による天日乾燥や室乾燥、鉄板を用いた蒸気乾燥などで乾燥させます。

比較・特徴

前述のように機械すき和紙は同じ原料、同じ煮熟薬品を使用しますが、同じ原料処理をしても漉きの効率が高く、大量に製造できるので安くできます。 しかし、機械すき和紙は圧搾を連続的にプレスロールで行なうため、楮100%で厚く漉いた時は密度か高くなるため、手漉き和紙のように嵩高(かさだか)のふっくらとした紙には仕上がりません。用途に応じて手漉きと機械すき和紙を使い分けると良いでしょう。