昨日、あいじょう社員行きつけのお店から「お湯の配管が漏水してるので直ぐに修理できる?」の電話です。事務所には管理人しかいなかったので駆けつけたところ、エコキュートの貯湯ユニットとヒートポンプ間の渡り配管からお湯が噴出しています。渡り配管に使われている三層管は丈夫なので穴が開くことは考え難いのですが、本来あるべき保温の発砲被覆がありません。このシステムの出始めに使用されていた三層管は高温に弱く、おそらくは紫外線で劣化したポリエチレンにひび割れが生じて、高温で膨張、破断したものと思われます。発砲被覆は保温効果とは別に紫外線保護の目的があります。穴の開いていたのは継手から約15㎝の部分には被覆がなく、他にもひび割れが確認でしました。他の継手部分も全て被覆がなく、これは手抜き工事と言われても仕方がないでしょう。エコキュートもガス給湯器もポリエチレンの樹脂配管に紫外線は大敵です。あいじょうの職人曰く「樹脂管に紫外線とビニールテープの粘着糊は絶対にNG」らしいです。みなさんも一度点検してみましょう。